餅つき

うちでは、親の仕事の都合上元旦に餅つきをする。で、昔ながらに杵と臼を使って餅をつくけど、その前にかまどで火をおこして事前にうるかしておいたもち米を蒸す。今年はかまどを新しく購入(といっても中古だけど。あんまり売ってないらしい)。前のはボロボロだったしなぁ。

正月は荒れ模様の天気らしいけど、幸い宮古は昨日雪が少し降っただけで今日は天気が良い。でも風が強い。

自分は火おこしが大好き。というか「おき(熾火)」を作るのが好き。これを作れば寒い外でもかなり暖かい。というか熱い。薪を焼べてガンガン燃やす。今日は風が強いからやたら燃えて良い感じ。下の写真には少しおきが出来てきている状態。

ちなみにすごく風が強くても北、東、西と山に囲まれた辺鄙な場所なので風が強い日でも、うちではちょっと強いかな程度なので助かる。なので新巻鮭は作りにくい環境だったり。

おきが出来上がるころにもち米を蒸すけど、今年は3升3升1升と3回蒸す。1升は古代米のもち米。妻の実家から頂いたもので、これがおいしい。

もち米が蒸ささったら、いよいよ餅つき。うちの杵はやたらと重いのでつくのが大変。商店街でやってるような軽やかな餅つきはまず不可能。腰のあたりを若干気をつけつつ「えいやっ!」と振り上げて自然に杵を降ろしてつく。テレビで、餅つきはスピードが命と言っていて、熱い温度でつけば、ながーく伸びるお餅になるらしいけどうちじゃ絶対無理。この番組を見たときに「あぁ、だからうちはのどに詰まりにくい食べやすいお餅ができるわけね」と納得してたり。もちろんある程度は伸びるけど。

餅つきに夢中なのと3回も餅つきしてヘトヘトだったので出来上がったお餅を写真にとるのを忘れてしまった。。。明日は絶対筋肉痛だなぁ。。